慈恵会グループのインプラント
による治療の強み
インプラントによる治療は、チタンと骨が結合するという特性の発見から応用され、1980年代以降に一般に普及しました。日本でも多くの歯科医院で行なわれるようになっています。しかし欠損した歯を補うだけでなく、長期間使用に耐えられる良質な治療には、担当する歯科医師の技術力が欠かせません。
慈恵会グループでは多くの臨床経験を積んだ歯科医師が、より精度の高いインプラントによる治療をご提供します。歯科衛生士、技工士、麻酔医も各分野の専門性を生かし、チーム一丸となって治療にあたります。
骨量が不足していたり、多くの歯が欠損している方も、インプラントによる治療ができる場合があります。幅広い症例に対応しますので、まずはお気軽にご相談ください。
インプラントによる治療の多様な実績
当院は金沢に本院を構える慈恵会グループのグループ医院です。インプラント埋入の多様な実績がある慈恵会グループの治療の実績をご紹介します。
- 手術件数 1,946件
- 埋入本数 4,658本
- 残存率 97.83%
インプラントに習熟した医師による治療
当院の歯科医師は、インプラントによる治療を専門的に手がける世界的な学術組織ネットワーク「ITI(International Team for Implantology)」に所属し、情報交換を行なっています。新しい研究報告などから学識をアップデートし、日々技術の向上に努め、より確かで精密な治療をご提供します。
幅広い症例に対応可能
歯を失う原因はさまざまです。事故などによる破折、虫歯・歯周病による抜歯など、患者さまの口腔状態に応じて適切な治療を行ないます。
歯を1本だけ失ってしまった場合はもちろん、インプラントは多数の欠損も回復できます。当院では、患者さまの身体に負担の少ない「All-on-6」という方法を採用しています。
インプラントを埋入する骨が
足りない場合でも対応可能
顎骨の量が少ない方は、そのままではインプラント埋入手術が難しいという問題があります。当院では骨造成手術を行なって充分な骨量を確保し、安全に配慮したうえでインプラントを埋め込みます。
骨補填剤を使用するサイナスリフトやソケットリフト、患者さまご自身の骨や軟組織(歯肉)を移植する方法など、さまざまな骨造成手術に対応しています。
医師・衛生士・技工士・麻酔医による
チーム医療
当院では歯科医師、衛生士、技工士、麻酔医がそれぞれの専門性を生かし、チームを組んで治療を行なっています。患者さまの口腔情報やご希望・不安点をチームで共有して治療にあたるので、細やかでスムーズな対応が可能になります。
初診のカウンセリングからメンテナンスまで、安全性を意識したより良い治療を行ないます。
インプラントによる治療の一般的なリスク・副作用
- ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- ・インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
- ・高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
- ・手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
- ・手術後、歯肉・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、顎・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
- ・手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気副作用が現れることがあります。
- ・手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、1週間は控えてください。
- ・インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯肉の状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
- ・毎日の清掃が不十分だった場合、インプラント周囲炎(歯肉の腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。